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自分が嫌い・苦手だったものにあえて挑戦する

 

良好な人間関係や自分にとって居心地が良い仲間とのコミュニティを構築するには、現在の自分を変えることが大切です。
新しい出会いを得る目的をはじめ、現在密接な関係がある人達(同僚・クラスメイトなど)との関係を改善および自分の立場をよくしたいのであれば、自分が嫌い・苦手だったものにあえて挑戦することが効果的です。
もちろん、苦手分野に手を出すと上手くいかないこともありますが、それまで敬遠していたことに挑戦する姿勢を見せることで、周囲の反応が変わるかもしれません。

 

挑戦が実を結んだ成功事例

 

自分が嫌い・苦手だったものにあえて挑戦するメリットは、行動が実を結んだ成功事例を見ると分かりやすいです。
上手くできなかったことでも、新しい挑戦で人間関係を改善できた事例をまとめました。

 

サポートしてくれる人が増えた

 

目立ったことや仕切る行動が苦手だった人が、思い切って職場の飲み会で幹事に挑戦した所、それまで飲み会であまり話しをしなかった人が積極的にサポートしてくれる場合があります。

 

もちろん、うまくできないことへの不満や、でしゃばることへの嫌悪感を抱く人もいますが、周りの人が面倒だと思うことをすれば、その心意気を認める人も出てくるものです。
このように、普段から顔を合わせているメンバーでも、積極的な行動をすることで、それまで距離が遠かった人との関係性が変わるかもしれません。

 

 

苦手なことだからこそサポートしてもらえることが多く、それまで疎遠な人に手助けをしてもらうと、次にその人が困っている時に自然と手を差し伸ばすことができます
ひとつのキッカケから相乗効果が生まれることがあるので、苦手なことでも積極的に挑戦してみてください。

 

サークルは勝利主義ではない

 

運動が苦手な人は、スポーツ部に所属すると補欠になってチームの役に立っている実感を得られないことがあります。
また、学生時代の体育の授業で足を引っ張って、周囲から冷ややかな視線を浴びた経験がある方も多いのではないでしょうか?

 

スポーツなど競技性のあるものは勝つことに楽しさと醍醐味がありますが、大学・社会人のサークルは勝つことよりもスポーツをゆるく楽しむ目的を持っているケースが多いです。
そういったサークルでは、上手な人も下手な人も全く関係ありません
過去に嫌な経験がある分野でも挑戦してみる価値は充分にあります!

 

声をかけられることが増える

 

好きなもの・得意な分野には積極的で、嫌い・苦手なことに敬遠したスタイルを続けていると、周囲もその人の特性を自然と理解できるものです。
人間はレッテルを貼ってイメージで区分することが多く、自分とは合わない人には声をかけることが少なくなるものです。

 

しかし、それまでの自分の殻を打ち破って嫌い・苦手なものに挑戦してみると、周囲の人も意外性を感じてその人の事を見直すようになります。

 

たとえば、自分の趣味とは無縁だと思っていた人が、自分と同じ趣味を始めたことを聞いたら、声をかけてみようと思いますよね。
このように、嫌い・苦手だったものに挑戦することは、その言動によって直接影響を与えた人だけではなく、それを見ていた人・噂に聞いた人へも影響を与えることがあります。

 

思い切って嫌い・苦手なものに挑戦したことで周囲から声をかけられることが増え、それまで疎遠だった人と仲良くなることがよくあります。
また、抱かれていたイメージが変わることによって、飲み会など挑戦したこととは違う遊びを誘われることも増えやすいです。

 

おわりに

 

ここまで紹介した事例はあくまでも一例で、嫌い・苦手なものへあえて挑戦することは、様々な可能性が広がります。
もちろん失敗することが多くなるものですが、失敗してもポジティブに捉えてくれる人が出てくるものです。
周囲からの視線が気になる人は、周りが嫌がることや上手くできなくても暖かく受け入れてくれる環境を厳選した上で、嫌い・苦手だったことへ挑戦するとよいでしょう。